2008.08.31 Sun
半島を一周せよ
自転車で何処か行かね?って話になって、自転車屋の店員さんのアドバイスで
フェリー経由すると何気に近い長崎県島原市に行くことに。
それをウチの親に話したら、「じゃあ、どうせだから島原半島一周してくれば?」と。
島原市を適当に回るよりも楽しそうだな、と短絡的な理由で半島一周に挑戦してみることに。
それが全ての始まりでした。
熊本・長洲港からフェリーで長崎・多比良港へ。
もちろん、自転車を乗っけて。

長崎地方の天候は曇り。
天気予報ではこんな感じの優れない一日になるらしい。
雨が降らないだけ&直射日光で照らされないだけ、マシか。
午前11時40分頃、多比良港到着。
邪魔なバッグをコインロッカーに置いておきたかったが、ロッカー自体が無い。
仕方ないのでバッグは担いで走ることに。
意外なことに、多比良港から島原市までの道路の路面状態は良かった。
謎の勾配が多いのがちょっと気になる程度。
しばしの間走って、途中看板が見えたので不意に立ち寄ってみたのが

島原城。
入館料が高かったので、外から眺めるだけ。
フェリー最終便の時間を考えると、あまりゆっくりは出来ないので、10分だけ滞在して出発。
走行しながら右に目を向けると、雲がかった雲仙が。
なかなか荘厳。

ここで1回目のコンビニタイム。
饅頭で糖分を補給。
島原を抜け、深江というエリアへ。
ここらへんからじょじょに坂が増えてくる…。
アップ&ダウンの連続、しかも長い。
場所によってはかなりの傾斜。
2回目のコンビニタイムで冷凍ペッドボトルを投入し、
下り坂ではツールで観たダウンヒルばりの超前傾姿勢でスピードを稼ぐ。
海道沿いをひたすらに漕ぎ続ける。
ようやく街らしい場所に出てきた。
口之津という地名らしい。島原半島の南端に位置する。ようやく。
ここからは昼食の場所を探しながらの走行。
が、本当の地獄はここからだった…。
なおも海沿いの道を自転車2台で、平均21km/hのペースで走行。
途中、こんな岩を発見。

口を開けた人の横顔に見えませんか?見えますよね?
たまにこういう発見が出来るのも自転車旅行の魅力かと。
車だとほとんど気づかないだろう。
加津佐という地区を抜け、こんな標識のある場所へ辿り着く。

そそる地名だったが(最高的な意味で)この時点で体力がかなり切羽詰った状態だったので先を急ぐ。
その先に待っていたのは…これまで以上に傾斜角のある、長い上り坂。
とうとう一番軽いインナーギアの封印を解除。
無心にペダルを漕ぐ、こぐ、コグ。
そんな坂が二回も続いた日にゃ…。
しかも飯も食ってない状態で。
さすがにヤバかったので、いかにも田舎の商店といった趣きの店で
お菓子と飲み物(レモンジュースだったが、めちゃくちゃ酸っぱかった!)を補給。
店のおばさんから道順などを聞きつつ、しばし休憩の後、出発。
坂は無くなり、また海道へと差し掛かったが
今度は吹きすさぶ向かい風でなかなかスピードが出せない。
この辺で自分の体力の限界が近いことを実感。
小浜町へ入ってすぐ、コンビニ休憩。

ここでまともな飯(といってもパン一個だが)にありつく。
冷凍ペットボトルも新たに買いなおす。ついでに地図で道を確認。(もうここまででお察しだろうが、今回は地図を持ってきてなかったのだ)
小浜町の中心街へ入ると、急に道が綺麗になり、
コンビニがあり、リンガーハットがあり…感動。
この辺は温泉街でもあって、あちこちに温泉があったが
総じて値段がバカ高かったのでスルー。
またしばらく走っていると、道の先に恐ろしい上り坂が…。
左にも道があって、そっちはそれほどキツくはなさそうだ。
もう上り坂はこりごりなので、そっちの楽なほうに道をそれる。
するとその道を一台のロードバイクが走り抜けていった。
選択は正しかったようだ。
緩やかな勾配が続いたが、自然のトンネルがとても涼しく
気持ちよく走行することができた。
ちなみに予告編の写真はこの道を走っていた時に撮影したもの。

地元の人に道を尋ねつつ、千々石町に入る。
そこで待ち構えていた最後の激坂…。
ギアを一番軽くした状態で、10km/hにも満たぬ速度で
横を軽々すり抜けていく車たちをもろとも知らぬ状態で
登り続けたが、3分の2を登ったところで、一瞬「向こう」が見えたので
これ以上はヘタすると車に轢かれる危険性が出てきたので
最も安全な手段、つまり自転車を降りて登る。
展望台に到着した。

ついさっきまで自分たちが走ってきた場所ははるか下、はるか向こうへ…。


もちろんここがゴールではない。
先を急ごう。
なおも激坂は続く。
漕いで、漕ぎまくって、ついに、激坂を登り終えた!
ここからラストスパート。
数十km先の港へ。
この頃は完全に体力が切れてました。
20km/h以上がどうやっても出ない。
変速する気力も無い。そんな状態。
みすずちんの相手をする余裕なんてあるわけがない。
途中でみずほ先生の声さえ聴こえてきました。
火がついたのは、有明海が見えてから。

さっきまで20km/h以上出せなかったのに、
変速もおっくうだったのに、
重いギアに変えて、20km/h以上出して、走ってる。
どこにそんな力が眠っていたというのだ。

夕暮れをバックに、18時40分頃、多比良港到着。
約7時間。
走行距離およそ100km(自宅から長洲港までの距離を除く)。
帰りの船ではもちろん、死んでました。
家に着いて、シャワー浴びて、ようやっとまともな飯を食って
予告編アップして、泥のように眠って
起きて、今、鎖骨付近の筋肉痛に耐えつつこの文章を書いてるんですが
振り返ってみると、昨日はすごく楽しかったです。
超疲れたけど。しばらく坂は上りたくない。見るのもイヤ。(笑)
| 旅行・お出かけ | 14:33 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

あのみすずちんがインパクト強すぎて、ほとんど忘れたww
が、がお
| けんぼ | 2008/08/31 16:02 | URL | ≫ EDIT